ジェームズ・ウッズ
(1947年生まれ:78才)

本名はJames Howard Woods。父が軍人だったため、各地を転々として育つ。大学はマサチューセッツ工科大学の政治学部で防衛分析を専攻。同時に舞台にも関心を持ち多くの舞台経験を積む。卒業後、ニューヨークに渡り、オフ・ブロードウェイで小さな役をもらい本格デビュー。以後、舞台で活躍を続けオビー賞などを受賞。72年、エリア・カザン監督「突然の訪問者」の主役で映画デビュー。「追憶」や「クワイヤボーイズ」で注目を受け、80年の「オニオン・フィールド」でその特異なキャラクターを活かした演技で高い評価を得る。その後「ヴィデオドローム」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を経て86年、「サルバドル/遥かなる日々」でアカデミー主演男優賞にノミネート。以降、バイ・プレイヤーとして社会派や犯罪映画に出演し強い印象を残している。