美国映画:Beyond the Valley of the Dolls

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    • 【原題】

      Beyond the Valley of the Dolls 
    • 【邦題】

      ワイルド・パーティー 
    • 【監督】

      Russ Meyer 
    • 【分類】

      Comedy 
    • 【公開】

      1970 
    • 【演員】

      Dolly Read (Kelly Mac Namara ) / Cynthia Myers (Casey Anderson ) / Marcia McBroom (Petronella Danforth ) / John Lazar (Ronnie 'Z-Man' Barzell (as John LaZar) ) / Michael Blodgett (Lance Rocke ) / David Gurian (Harris Allsworth ) / Edy Williams (Ashley St. Ives ) / Erica Gavin (Roxanne ) / Phyllis Davis (Susan Lake ) / Harrison Page (Emerson Thorne ) /  
    • J版  「肉体の罠」や「女豹ビクセン」など、セックス映画の巨匠として60年代に脚光を浴びたR・メイヤーがハリウッド・メジャーに招かれて製作した“青春残酷物語”で、その過激さゆえにXレイト(後にRとなる)となった話題作。「哀愁の花びら」(Valley of the Dolls)の続編のように思わせる原題からも判るように、ショウビズ界に取り込まれた3人の女たちの悲劇を描く。  大きな夢を抱いてハリウッドにやって来た女ばかりのロック・バンド。メンバーのひとり、ケリーの伯母は財産家でコネも強力、見る見る内に彼女たちのバンドは脚光を浴びていくが、同時にドラッグやSEXの誘惑にも抗しきれないでいた。次第に堕ちていく女たち。そして、変人だが天才プロモーターである男の屋敷で惨劇が起こった……。  前年に起きたシャロン・テート惨殺事件をヒントにしたかのような内容(シャロンは「哀愁の花びら」に出演していた)はショッキングだが、そこに至るハリウッドの腐敗や、乱れきったスターの生活などを煽情的に捉えたメイヤーの視点と、いい意味での興味本位ぶりは胸のすくようなストレートさだ。脚本を担当したのは、後に高名な映画評論家として名を馳せるR・エバート。


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