
ジェームズ・パターソンの全米ベストセラー小説“アレックス・クロス・シリーズ”の映画化で、「コレクター」(97)に次ぐシリーズ第2弾。ワシントン市警最高の頭脳アレックス・クロスと大胆にも彼に対して完全犯罪を仕掛けるサイコパスの対決を描いたサスペンス。クロス捜査官には前作に引き続きモーガン・フリーマンが扮する。
警戒厳重なワシントンD.C.の一流私立学校キャシドラル・スクールから一人の生徒が誘拐される。誘拐されたのはローズ上院議員の聡明な娘ミーガン。犯人は2年間も教師になりすました末、この到底不可能と思われる誘拐計画を遂行した。著名なワシントン市警の犯罪心理捜査官アレックス・クロスの著作に精通する犯人は、クロス自身が捜査を担当するよう要求する。そして、ミーガンをマザーグースの童話の主人公になぞらえた手掛かりを残してクロスを挑発する。なぜ犯人はミーガンを選んだのか。そして、犯人の真の狙いとは……。