
トビー・フーパー監督の「悪魔のいけにえ」をヒットメイカー、マイケル・ベイの製作でリメイクしたサスペンス・ホラーの続編。前作より過去にさかのぼり、恐るべき殺人鬼レザーフェイス誕生の秘密を明らかにする。監督は「黒の怨(うらみ)」の新鋭ジョナサン・リーベスマン。主演は「姉のいた夏、いない夏」のジョーダナ・ブリュースター。
ベトナム戦争が激化する1969年。18歳のディーンとその兄エリックは、ベトナムへと旅立つ前の最後の週末に、それぞれのガールフレンド、ベイリーとクリッシーを伴いテキサス縦断の旅へと繰り出した。しかし途中で、暴力的なバイカーのカップル、ホールデンとアレックスに出くわし、追ってくる彼らから逃げようとして、4人の乗った車は事故に遭ってしまう。車外に投げ出されたクリッシーが茂みに隠れ様子をうかがっていると、車内に取り残された3人がアレックスに脅されているところに、保安官のホイトがやって来る。そして、いきなりアレックスを射殺し、エリックたち3人をパトカーの後部座席に押し込むと、そのまま連れ去ってしまうのだった…。