
第二次大戦前後のパリを舞台に、奔放で刹那的な恋愛に生きる女性を描いたラブストーリー。戦乱の中で享楽的な生活を追い求めたある一人の女性の、波瀾に満ちた半生を綴る。主演は「モンスター」のシャーリーズ・セロン。共演に「バニラ・スカイ」のペネロペ・クルスと「コール」のスチュアート・タウンゼント。監督は「泉のセイレーン」「キャメロット・ガーデンの少女」のジョン・ダイガン。
1933年のある日、イギリスの貧しい学生ガイは上流階級の美しい娘ギルダと出会い、一夜を共にする。だが、彼女はガイの求愛を受け止めることなく、新たな人生を求めて単身パリへ旅立って行った。そして3年後、ギルダからの手紙に導かれてパリに降り立ったガイは彼女と再会。しかしカメラマンとして華やかな生活を送るギルダは、パトロンとの関係を止めようとはしなかった。それでも彼女の本当の願いは、スペインの内戦を逃れてきた友人ミア、そしてガイの3人で暮らすこと。はたして、3人は同居を始め、戦争の現実に背を向け享楽的な日々を送る…。