
避暑地を訪れた少女が、官能的なダンスを触媒に一人の青年と情熱的な恋に落ちる87年のヒット作「ダーティ・ダンシング」を下敷きにした青春ラブ・ストーリー。舞台を革命前夜のキューバに置き換え新たなスタッフ・キャストでアメリカ人少女とキューバ人青年のロマンスを描く。主演は「天国の口、終りの楽園。」のディエゴ・ルナとイギリスの新星ロモーラ・ガライ。監督は「ベビーシッター」「17 セブンティーン」のガイ・ファーランド。
1958年、18歳の真面目な女子高生ケイティは父親の転勤により、家族でキューバのハバナにやって来た。ある日、彼女はキューバ音楽に合わせてリズミカルに踊る町の人々に目を奪われる。その中には、ケイティの住まいである高級ホテルでウェイターとして働くハビエルの姿もあった。これを機にダンスを通じて仲良くなるケイティとハビエル。だがハビエルは、客と親しく付き合ったとしてホテルをクビになってしまう。彼の夢が家族と共にアメリカへ移住することだと知ったケイティは、その夢を叶えるため一緒に賞金付きのダンス大会へ出場しようと提案する。