In 1950, a Hungarian couple, Peter and Margit, are forced to flee from the oppressive communist country for the USA with their eldest daughter Maria, but are forced to leave behind their infant daughter Suzanne who is raised by kindly foster couple. 6 years later, Peter and Margit arrange for the American Red Cross to bring Suzanne to their new home in Los Angeles where the perplexed youth is forced to accept her sudden change in home and country which leads to a troubled growing up. At age 15, the rebelious and unsure-of-herself Suzanne tries to come to terms with her roots and decides to travel back to Budapest, Hungary to find her true idenity.
共産圏のハンガリーから"鉄のカーテン"を抜け出し、自由を求めアメリカに亡命したピーター(トニー・ゴールドウィン)とその妻マルジット(ナスターシャ・キンスキー)。しかし、亡命に掛かる費用はあまりにも高く、生き延びる為、すぐに迎えに来る事を約束して仕方なく生まれたばかりの娘スーザン(スカーレット・ヨハンソン)は一旦置き去りにされる。しかし、長い年月の間、その約束は果たされることはなかった。
そして、6年の歳月を経て、家族は悲願の再会を果たす。しかし、スーザンにとって、幼いころに離れ離れになった両親の記憶はまったくなく、家族が家族らしい関係になるには、娘と両親の生きてきた環境は、あまりにも異なり、そしてあまりにも長かったのだ。貧困ではあるが、自然豊かなハンガリーで多感な幼少時代を過ごしたスーザンにとって本当の両親と過ごす今のアメリカの環境と文化は、どうしても馴染めない。そして、成長したスーザンは、ハンガリーでスーザンを育ててくれた育ての親を想い、そして、家族とは何か、本当の親子の意味はと悩む。そして自分のアイデンティティーを求め、再び故郷ハンガリーの地へと向かう。