
70年代ロックシーンを背景に、夢を抱く若者たちの姿を瑞々しく描いた音楽青春群像。監督はこれが長編初監督のアダム・コリス。出演は「レッド プラネット」のサイモン・ベイカーと「スカートの翼ひろげて」のアンナ・フリエル、「レクイエム・フォー・ドリーム」のジャレッド・レトー。
1972年。ロック全盛のこの時代、ライブハウスやクラブが集中するここLAのサンセット・ストリップは、有名・無名のミュージシャンが集まり、それを取り巻くようにグルーピー、業界関係者で溢れていた。ジミ・ヘンに憧れるギター少年ザックは、バンドデビューを夢見てこの街にやって来た若者のひとり。そして、ミュージシャンとのフリーセックスを楽しむ衣裳デザイナー、タミーや、写真家のマイケル、アル中のソングライター、フェリックスもまたこの街に暮らす住人。そんな彼らの運命が、今夜のライヴをきっかけに動き始めようとしていた…。