C・チェイス扮する作家とその妻が都会を逃げ出して、田舎で新しく生活し始めるのだが災難が絶えず起こる。さらには妻の書いた本の方が売れてしまい……、というお話。注目したいのはC・チェイスの芸風の変化だ。彼の得意な“おとぼけ”なキャラクターに今回は狂人的な一面もでてくる。彼にしては穏やかでないように思えるが、それもまたしっくりきているからすごい。話そのものはよくある“災難続きコメディ”である。