
不妊治療によって怪しげなDNA操作でつくられた悪魔の遺伝子を持つ子を妊娠させられてしまった女性の恐怖を描いたサスペンス・スリラー。主演は「フロム・ヘル」「キリング・ミー・ソフトリー」のヘザー・グレアム。監督はこれが長編デビューのサイモン・フェローズ。また、「サスペリアPART2」のデヴィッド・ヘミングスは本作撮影中に急死、これが遺作となった。
ニューヨークに暮らすサマンサとクレイグの夫婦は、仲むつまじく幸せな結婚生活を送っていた。ただ一つ、子宝に恵まれないことだけが2人の大きな悩み。そんなある日サマンサは、郊外にある不妊治療専門のクリニックを訪れる。体外受精を行なうことになった彼女は、女医のリーズによって様々な検査を受けていく。その最中、リーズは怪しげな血液サンプルを取り出すと、サマンサには内緒で受精卵とのDNA操作を行なった後、それを子宮に戻すのだった。妊娠を喜んでいたサマンサだったが、やがてお腹の子の恐ろしい秘密を知ることになる…。