
記憶を失った女性犯罪心理学者が、夫殺害の容疑で収監されたうえ、自分の心を操ろうとする何者かの存在に苦しめられるスーパーナチュラル・スリラー。ハリー・ベリー、ロバート・ダウニー・Jr、ペネロペ・クルスの豪華共演が実現。監督は俳優としても活躍する「クリムゾン・リバー」のマチュー・カソヴィッツ。監督としては彼のハリウッド・デビュー作となる。製作はジョエル・シルヴァーとロバート・ゼメキスが設立したホラー専門プロダクションのダーク・キャッスル・エンタテインメント。
優秀な犯罪心理学者のミランダは、夫が監督している女性専用刑務所の精神病棟で働いていた。患者の中には殺人犯クロエのように、事実とも作り話とも判断つかない恐ろしい拷問や暴力を告白し、彼女を混乱させる危険な女性もいた。ある夜、ミランダは帰宅途中に奇妙な少女と遭遇、そのまま記憶をなくしてしまう。やがて、意識を取り戻した彼女は、夫が惨殺され、自分がその容疑者となり、それまで働いていた精神病棟に収容されていることを知る。ミランダは担当のグレアム医師に、自分は正気で、夫を殺してなどいないと懸命に訴えるのだったが…。