
数々の名作ミュージカルや映画音楽を手掛けた偉大な作曲家コール・ポーターと彼の妻リンダとの不滅の愛を描いたミュージカル・ラブ・ストーリー。主演は「ワンダとダイヤと優しい奴ら」のケヴィン・クライン。共演に「ツイステッド」のアシュレイ・ジャッド。監督は「真実の瞬間(とき)」「海辺の家」のアーウィン・ウィンクラー。また、ナタリー・コール、エルヴィス・コステロ、シェリル・クロウら大物ミュージシャンもスクリーンに登場、劇中でポーターのナンバーを披露する。
1920年代のパリ。ある日、コール・ポーターは美しい年上の女性リンダと運命の出会いを果たす。お互いに惹かれ合う2人は交際をスタートさせるが、ほどなくポーターは自分がゲイであることを告白する。彼の音楽の才能と優しさを確信していたリンダは、そのことを承知した上で結婚を決意する。その後2人はヴェネチアへ移り新婚生活をスタートさせる。作曲家としてなかなか芽のでないポーターだったが、リンダの献身的なサポートの甲斐あってついにブロードウェイでのチャンスを得る。彼のミュージカルは大成功を収め、ポーターは一躍売れっ子作曲家の仲間入りを果たすのだったが…。