
2074年。兵士や売春婦といった職業は人類の代わりにサイボーグが行っていた。そんな時代ゆえ、サイボーグ製造の二大メーカー“小林電子”と“ピンウィール・ロボティクス”は覇権をかけた熾烈な開発競争を繰り広げている。ピンウィールが作り上げた最新型のサイボーグ、カセラ・“キャッシュ”・リースは、血液中に含まれる高性能液体爆薬<グラスシャドゥ>を活性化させることによりターゲットと共に自爆する暗殺用のサイボーグ。だが彼女は、“全能の神の声”と名乗る謎の男により洗脳を免れ、格闘技インストラクターのコルトと共にピンウィールから逃走した。脱出には成功した二人だったが、キャッシュの体内に仕掛けられた起爆装置が作動する。残された時間は9時間。二人はピンウィールの差し向けた追っ手を逃れ、起爆装置を解除し、自由になれるのか? 一応「1」に関連づけをしてはあるものの、繋がりは無きに等しい続編。とにかくヒロインのキャッシュ嬢(演じるはA・ジョリー)が可愛い。